SPECIAL

02 Music is my Life|シンガーソングライター〈尾崎裕哉に問う。7つのこと〉

category:

トップ用.002.jpeg

当サイト独自企画、インタビュー連載〈尾崎裕哉に問う。7つのこと〉Vol.2は、尾崎裕哉のミュージシャンとしての〝真実の顔〟を解き明かす。自他ともに認める「楽器・機材マニア」でもある彼が、触れてきた音楽とは。そして、彼は音楽を通して何を伝えたいのか?

〝尾崎豊と洋楽〟という〝両軸のルーツ〟を持つ尾崎裕哉が、3/22にいよいよデビューを飾る。そんな彼の音楽家としての強烈な原体験から、今回のデビューCD《LET FREEDOM RING》が生まれた背景までをひも解く。

Interviewed by Taiga BEPPU
Supervised by Daisuke YOSUMI

尾崎裕哉インタビュー連載
#01 Life Story
#02 Music is my Life
#03 LET FREEDOM RING
#04 Social Message
#05 My Father
#06 Global Thinking
#07 SECRET Q&A

尾崎裕哉を創り出した音楽原体験

Q1 1st EP《LET FREEDOM RING》収録の全4曲に〝尾崎裕哉らしさ〟とも言える、幅広い音楽性が現れていますよね。それはなぜだと思いますか?

「尾崎豊」と「洋楽」の両軸が、僕の体に刻まれているからだと思います。それはまさに、自分自身の人生の歩みとも重なるんですけど。

音楽の原体験は、まぎれもなく「尾崎豊」です。
家にあった母親のCDコレクションの中から、一枚ずつパソコンに取り込んで、SONY CLIEという電子手帳に移しては独りヘッドフォンで聴く。1枚のアルバムを半年以上も聴き込むのが当たり前で。それで、自分の脳内で完璧に再現できるようになったら、次のアルバムへ。そんなルーティンを幼少期からずっと、繰り返し、繰り返し続けてました。

尾崎裕哉さんワンマン-EXtheater-ノーマルedit-12 のコピー.jpg

「尾崎豊」から「洋楽」へ

Q2 洋楽はどんなものに影響を受けたんですか?

洋楽のルーツは、ある意味「ギター」ですね。
何故か無性にぼくは、洋楽のギターソロが好きだったんですよ。最初は、ギターソロがある曲の、その部分ばっかり口ずさんでいました。歌詞はそこまで頭に入って来ないんですが、曲の雰囲気に心が惹かれてたんですよね。

Q3 ギターを本格的に始めようと思ったきっかけは何ですか?

中学生のときに聴いた、AC/DCというオーストラリアのロックバンドの1980年発売のアルバム『Back In Black』というアルバムの最初の曲です。僕の人生を変えられてしまった作品。そのギターの音がめちゃくちゃカッコよくて。中学校を卒業することには、その曲を完全コピーできるようになってました。

20170303_170321_0141.jpg

シンガーソングライター尾崎裕哉の原点

Q4 ギターを始めた当初、練習した曲は何ですか?

当時まだボストンにいて、Red Hot Chill Peppersの『Californication』や、Green Dayの『Basket Case』とかを練習してましたね。ギターを始めようと誘ってくれた、ケイラブ(インタビュー第1回で登場)と一緒に、当時流行っていた曲から練習し始めたんですよね。

それまでの僕の中の音楽の世界には「尾崎豊」しかいなかった。でも、このとき初めて「洋楽」という新しい引き出しができたんです。当時の米国の「リアルタイムで流れてくる音楽」という共通言語を通して、現地の友人たちと会話できるようになって、音楽体験だけでなく、生きる世界そのものが格段に広がりました。

Q5 もっとも好きな洋楽アーティストは誰ですか?

僕が最も尊敬するアーティストは、シンガーソングライターのJohn Mayer(ジョン・メイヤー)です。
僕はロックとブルースが好きで、その2つの道をたどっていくうちに、たどり着いたのが彼だった。ロックとブルース、そしてポップスが絶妙なバランスでミックスされているところに惹かれたんですよね。

彼の曲に出会ったのがバンドを始めた高校生のとき。
その瞬間に初めて、音楽における「尾崎豊以外のロールモデル」を見つけられたんですよね。僕の〝ミュージシャンとしての目覚め〟は5歳のころでしたが(インタビュー第1回で言及)、現在の〝シンガーソングライターとしてあり方〟を決定づけたのは、このときだったと思います。

尾崎裕哉さんワンマン-EXtheater-ノーマルedit-121 のコピー.jpg

自分のためだけでなく、
自分の同世代の仲間へ向けて。

Q6 アーティストとして自己表現する、最初のきっかけは何でしたか?

その瞬間が訪れたのは、ボストンのバークレー音楽大学の短期プログラムに参加していたときのこと。

実はそれまで僕は、メロディーは創れても、歌詞を書けなかったんです。「歌詞」という世界には、どうしても父親という偉大な存在があったため、書いては自分でダメ出し、書いてはダメ出しを繰り返していたんです。

迎えた最終日の発表会。「ここはアメリカだし日本語で歌っても誰もわからないしいいや!」と、等身大の言葉で思い切って歌ってみたんです。その時に歌ったのが『Road』という曲。

そしたら、プログラムに参加している何人かの日本人も聴いてくれてて、終わったら「カッコよかったよ!」と。そのときやっと、「ありのままの自分の言葉でいいんだ」って思えたんですよね。

Q7 それはまさに今回のEP《LET FREEDOM RING》で表現されていますよね。このCD収録のリード曲で、FMや音楽チャンネルでパワープレイされている『サムデイ・スマイル』(MVはこちら)に込められた想いを聞かせてください。

1曲目に収録した『サムデイ・スマイル』には、いくつかの背景があるんです。
3.11の災害地へボランティアに行った時のことがきっかけになっていたり、怪我のリハリビをしてる友達への応援歌だったり、就職活動中の大切な仲間に向けてのメッセージだったり。

僕の友人たちはみな、人間的に素敵な上に、ものすごく優秀なのに、それでも採用試験で落ちてしまう時がある。そんな友達の心の支えになるような、背中を押せるような曲にしたいなって。

ー 僕らはいつの日か 必ず幸せになれる
ー その途中の今日を生きてる 今日を生きてる

こんなこと普段は恥ずかしくて口にできないけど、歌でなら伝えられる。
それが音楽の力だと思います。そして、この曲を聴いた人が「今を頑張ろう」って少しでも前向きになれたらいいなって。「サムデイ・スマイル」にはそんな願いを込めて作りました。

今回の《LET FREEDOM RING》を仕上げる以前は、自分を奮い立たせるために曲を書くことが多かったんですが、この作品から、同世代の仲間たちに向けて歌いたいって思うようになったんですよね。

--------------------

1st EP『LET FREEDOM RING』が3/22より絶賛発売中!

1. サムデイ・スマイル
2. 27
3. 始まりの街 (Soul Feeling Mix)
4. Stay by my Side
5. 27(starRo Remix)

▼iTunes|ボーナストラック付き
http://apple.co/2mrpSbP
▼レコチョク
http://recochoku.com/t0/1006353315/

PAGE TOP